スコア試験について
近年公務員の採用試験にSCOAが採用されるケースが多くなっています。特に大阪府と大分県はその傾向が強く、多くの市町村が採用試験としてSCOA試験を採用しています。当該地方公共団体がSCOA試験を採用している方は、SCOA試験の対策がこれからますます重要になってきます。
SCOAは誰が主宰しているの?
1985年に株式会社日本経営協会総合研究所(NOMA総研)によって開始された学力適性検査です。リクルートマネジメントソリューションズ社が開発したSPIとよく比較されます。
SCOAとSPIの違い
SPIは性格検査と教養検査分かれていて、教養検査は言語分野(国語)と非言語分(数学)からなります。言語分野は30分で40問、非言語分野は40分で30問が基本。英語は出題なし。英語は必要とされる企業……貿易会社や総合商社など英語が業務に必須な企業が別にオプションで採用する。理科や社会の出題はありません。
・SCOAは120問を60分で解きます。中学や高校で学んだ内容が基礎となり、数学、数的推理、判断推理、国語読解、国語(漢字、諺)、理科社会、英語といった幅広い分野から出題されます。言葉で説明してもよくわからないので、SPIとSCOAの違いを簡単に表にまとめました。
SCOA試験の形式
ペーパー試験とPCを利用した形式があります。ペーパ試験はマークシート形式で、全員が一つの会場に集められて行われます。PCによる試験は、身近なテストセンターまで受験者が出向いて受験する形式と、市町村がPCを用意した場所で一斉に行われる形式がありますが、ほとんどがテストセンター形式で行われます。
ペーパー試験とPCによる試験の違いは?
ペーパー試験は問題は冊子で渡され、マークシートに解答していく形式です。PC形式はPCで解答を選んでいく形式です。最近はほとんどPCで受験する形式になってきました。
スコア試験の出題範囲は?
スコア試験の出題は非常に多岐にわたります。全ての問題を解こうと思わず、自分が得意な分野に絞って解くことをオススメします。
SCOA試験の解き方のコツ
120問全て解くのは無理があるので、苦手な分野は思い切って捨ててしまい、自分の得意な分野を素早く選んで要領よく解いていくことが重要になります。やはり一番のポイントは試験の形式に慣れること、出来れば模試を受けてみることが重要です。理科社会の内容や一般常識、漢字の問題などは数秒で解けてしまう物が多くあります。そのあたりの見極めをすることが大切です。CUNではWEBで受験できるSCOA模擬試験も行っています。詳細はお問い合わせください。→お問い合わせはこちらまで
その他よくある疑問
・選択肢は後で変えられるか?……〇変えられます
・あとで前の問題に戻れるのか?……〇戻れます
・途中トイレに行きたくなったら?……〇行くことが出来ます。ただし時計は止まりません
・計算用紙はもらえるのか?……〇もらえます。足りなかったら追加もOKです。
・筆記用具は?……〇用意されています。
SCOA試験のボーダーは? 何点取ればいいの?
受ける受験者のレベルによって変わるでしょうが、120点満点で、70点ぐらいが合格最低ラインだと思われます。下のSCOA実戦10問では6~7問正解を目指してください。
SCOA試験練習問題 無料です
CUNでは練習問題(6問)を用意しています。↓下の「SCOA練習問題 3分」のバナーをクリックしていただくだけで、どなたでも無料で簡単にSCOA模試(無料)を受験できますので、お気軽にSCOA試験をお試し下さい。「SCOA練習問題」は6問で非常に簡単な問題です。SCOA試験に慣れるためにお使いください。「実戦10問」の方は、実施の試験と同じぐらいの難易度があります。いずれも無料で使えますので、お気軽にお試し下さい。実戦10問は間違えると、ヒントや問題の解き方を説明してくれます。受験のデータは2024年12月19日までの集計です。
SCOA模試を実施しています(本番と同じようにネット上で受験できます)
SCOA対策の模擬試験(有料)を実施しています。詳しい事はお問い合わせください。
参考資料 大分県内市町村の1次試験の形態(参考資料です。正確な情報は各自ご確認下さい)