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    十字軍遠征のきっかけとなった、1095年のクレルモン宗教会議を主催したローマ教皇は誰か。

    1 グレゴリウス7世
    2 インノケンティウス3世 
    3 ウルバヌス2世 
    4 レオ3世
    5 ボニファティウス8世

    解答・解説

    正解:3
    解説:ウルバヌス2世がクレルモン宗教会議で聖地奪回を呼びかけ、第1回十字軍が始まった。
    ・グレゴリウス7世は1077年ドイツ国王(後に神聖ローマ皇帝)ハインリヒ4世と聖職叙任権をめぐって争い、「カノッサの屈辱」事件を起こし、ハインリッヒ4世を屈服させた人。
    ・インノケンティウス3世は教皇権の最盛期を築いた人物で、十字軍にも関与したが時期が異なる。
    ・レオ(レオン)3世は8世紀のビザンツ皇帝。 イスラームの侵攻を食い止め、726年には聖像禁止令を発した。
    ・ボニファティウス8世はフランス国王フィリップ4世およびコロンナ家と争い、最晩年に起こったアナーニ事件の直後に「憤死」した。十字軍後の教皇権の衰退を世に知らしめた教皇。

    十字軍によって大きく変わった西洋

    十字軍はヨーロッパ世界を大きく変えたエポックメイキングな事件なので、しっかり理解すること。

    十字軍が行われたことによって絶大だった教皇権が衰え、王権が強まった事、キリスト教によって禁止されていた医学や科学の優れた学問がイスラムから入ってきたこと、(イスラムが創始したのではなくもともとギリシアやローマの学問がイスラムによって発展継承され、西洋に逆輸入された)十字軍という巨大な軍隊のロジスティック(運輸)を担当したイタリアが繁栄し、巨万の富を得たイタリアの豊富な資金によってルネサンスが花開いたということが覚えるべき項目です。(ルネサンスは庶民の文化ではなく、金持ちが金に飽かせて創り上げた文化です)