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 25日(金)、第111回看護師国家試験の合格発表がありました。全体の合格率は91.3%!例年高い数字で推移しているため、今回も高いことは予想できましたが、なんと過去15年の中で2番目に高い合格率を記録しました!

 また、注目すべきはボーダーライン(合格基準点)です。一般問題+状況設定問題の合計167点/250点(66.8%)でした。これは、必修の問題数が増加したことにより「一般+状況設定」が250点満点になった第99回試験以降最も高いボーダーとなりました(第103回試験と同じ)。

 数字から言えることは、①問題レベルが昨年と同じであったと仮定すれば、受験生のレベルが上がった(一言でいうと今回の受験生は成績が良かった)…②受験生のレベルが昨年と同じだったと仮定すれば問題レベルが下がった(一言でいうと今回は簡単だった)…ということです。いずれにしても、従来言われていたように、基礎的な(易しい)問題を確実に得点することがカギと言えます。

 来年の第112回を受験する皆さん「まだ10ヶ月以上ある」と見るか、「もう10ヶ月しかない」と見るかは、あなた次第です!どちらにしても時間は平等に進んでいきます。しっかりと自分に合った対策を始めたいところですね。