諺や格言などで多くの人が勘違いしている事が多い物を集めて見ました。
・情けは人の為ならず
× 情けは人の為にならないのでほどほどが良い
○ 情けというのは巡り巡って自分に返ってくる物だ
・的を得た表現
× その表現は実に的を得た表現だ(的は矢で射るものです)
○ その表現は実に的を射た表現だ(当「とう」を得ると言う表現ならば使用OKです)
・話が煮詰まった
× 話し合いが煮詰まってしまったので少し休憩しよう
○ 話し合いが煮詰まったのでそろそろ結論を出すには良い頃だ
話が煮詰まるという表現は、話し合いが活発に行われて、結論を出すのにちょうど良い頃合いになったという意味です。日本人の多くが間違った認識を持っているようです。
・この辺が潮時だ
× このままでは埒があかないので、この辺が撤退を決める潮時だ
○ 多くの議論が活発に出されたので、このあたりが決を採る潮時だ
潮時というのは、漁師が魚をとるための網を入れるのにちょうど良い潮の状態であると言う意味です。この表現も多くの人は間違った表現の方を覚えていると言われています。