唐の政治制度として、中央の三省六部制において「中書省」の主な役割はどれか。
1 法律の執行
2 皇帝の護衛
3 詔勅の立案
4 財政の管理
5 地方官の監察
解答・解説
- 正解:3
解説:三省六部制では、
- 中書省:詔勅の立案
- 門下省:審議・修正
- 尚書省:行政の実施
という役割分担があった。唐の中央集権体制を支えた重要制度で、このときに定められた各省庁はその後清の時代まで用いられた。
- 唐(618~907)は隋王朝の高級官僚であった李淵によって創始された王朝。租庸調制や律令といった隋の制度をほぼ受け継いだ。非常に栄えた王朝であり、産業のみならず文化も花開いた。日本からも多くの遣唐使が唐へ渡った。安史の乱以降衰えて、塩の密売人であった黄巣が起こした黄巣の乱によって全国に争乱が広まり、最終的に節度使朱全忠によって滅ぼされた。