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 東大寺は奈良時代の天平文化を代表する寺院で、正式名称は金光明四天王護国之寺です。大仏殿や正倉院がある事で有名ですが、源平合戦の戦いの1つである、平重衡による南都焼討の兵火で大仏殿や南大門といった多くの建物を焼失しました。鎌倉時代に入り、後白河法皇の命で再建が開始され、源頼朝の援助によって1195年に再建されたのです。(再建時の法要に頼朝自身も参加している。) このとき再建された大仏殿はその後1567年に再び戦乱によって消失し、その後長く放置されていました。江戸時代、1692になってようやく再建され、開眼法要が行われています。したがって現在の大仏殿は江戸時代の建物です。このような経緯があるので、東大寺の大仏をよく見ると、胴体の部分は結構古ぼけているのに対して、お顔はテカテカとして新しく見えます。実は東大寺の大仏は奈良時代ものは台座の部分にしか残っておらず、古ぼけて見える胴体部分は鎌倉時代に作り直された物で、顔の部分は江戸時代に作り直された物なのです。だからお顔だけがテカテカと新しく見える(実際に新しい)のです。画像はWikipediaより

 この南大門に運慶快慶による阿形吽形の仁王像が安置されています。

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