• キャリアアップネットワークは公務員・教員・看護師ほか、各種試験対策を行う団体です。SPI試験やSCOA試験の対策、模擬試験も実施しています。警察、消防受験に特に強い学校です。

    フランス(ブルボン家)とオーストリア(ハプスブルク家)が長年の対立を乗り越え、ルイ16世とマリー・アントワネットの婚姻が成立した背景には、18世紀のヨーロッパにおける国際情勢の変化が大きく影響しています。この転換点は「外交革命」と呼ばれています。

     1756年、七年戦争を前にして、オーストリアのハプスブルク家はオーストリア継承戦争の結果、新興勢力のプロイセンを最大の脅威と見なし、これまで敵対していたフランスのブルボン家との同盟を模索しました。一方、フランスもイギリスとの植民地争いが激化しており、オーストリアとの協力が有益と判断しました。この結果、両国はヴェルサイユ条約を締結し、防御同盟を結びました。そして七年戦争では初めて仏と墺が同じ陣営で戦います。

     この同盟を象徴する形で、フランス王太子(後のルイ16世)とオーストリア皇女マリー・アントワネットの婚姻が決定されました。この結婚は、両国の関係を強化し、同盟を安定させるための政治的手段として重要な役割を果たしました。

    このように、両家の和解は宗教や伝統的な敵対関係を超えた、戦略的な必要性に基づくものでした。歴史の中で、こうした外交的な転換がどのように国際関係を変えたのかを考えるのは興味深いですね。

     その後フランスでは革命が起こり、ルイ16とマリー・アントワネットはコンコルド広場で処刑されてしまったのです。