ベトナム戦争時、中国はベトナムを支援し、武器や食料を無償で提供し続けました。しかしその後中国とベトナムは国境を巡る争いが起き、事実上の国交断絶状態になりました。最近は再び接近するようになったのですが、なぜ急に蜜月状態だっ …
中国の常任理事国入りに反対し、朝鮮戦争ではアメリカは中国と対峙したのに、ニクソン政権は旧に中国に接近し、国交を結びました。その背景にはいくつかの要因がありました。理由として挙げられるのは次の3つです。①ソ連への牽制②泥沼 …
中華人民共和国が成立した後、ソ連は中国を後押しして、何とか国連の代表を台湾の中華民国ではなく中華人民共和国に変えようとします。それがうまくいかず、国連をボイコットした時期もあったほどです。しかし、スターリンの後を継いだフ …
1950年6月25日突然北朝鮮が韓国に侵入し朝鮮戦争が始まりましたが、国連安全保障理事会で北朝鮮の韓国侵攻を非難し、国連軍の創設を決定する決議が採択されました。この際、北朝鮮をバックアップしていた常任理事国のソ連は、拒否 …
フランス(ブルボン家)とオーストリア(ハプスブルク家)が長年の対立を乗り越え、ルイ16世とマリー・アントワネットの婚姻が成立した背景には、18世紀のヨーロッパにおける国際情勢の変化が大きく影響しています。この転換点は「外 …
30年戦争は当初、新教(プロテスタント)と旧教(カトリック)の宗教対立が中心でしたが、フランスが新教側で参戦した背景には、宗教を超えた政治的な戦略がありました。 フランスはカトリック国家でありながら、当時のヨーロッパで覇 …